世界ロボティクス市場、年平均26％以上の急成長

調査・データ米市場調査会社Dataintelo Consultingは18日、世界のロボティクス市場は、2025年に884億5000万ドル規模にまで拡大し、今後37年にかけて年平均で26.74％成長するとの予測を公表した。

レポートによると、ロボティクス市場は、技術革新や自動化需要の増加、技術のさまざまな分野での応用などによって、今後10年間で飛躍的な成長を遂げることが予想される。ロボティクス技術が高度化するにともない、企業は新しい活用方法を模索しており、ロボット技術は製造業だけではなく、外科手術ロボットなどの医療分野のほか、家電、防衛、農業などの分野でも重要な役割を果たしている。特に医療や物流などの分野でのロボティクスの利用は、今後重要な割合を占めていくと予想される。

地域別にみると、北米は製造業や 自動車産業、医療分野での高度なロボットシステムの導入が進んでおり、今後もロボティクス市場で優位性を維持するとみられる。

欧州でも自動化システムへの投資が急増しており、製造業や自動車、防衛、エレクトロニクスなどの分野で市場が急成長している。

アジア太平洋地域は、世界の中でも最も速い成長を遂げており、中国、日本、韓国などの国々で急速にロボティクスの導入が加速している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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