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服装着型睡眠検査で事故防止、ネクストリンク

2025年9月16日 (火)

▲Wellnee Sleepの装着方法の説明(出所:ネクストリンク)

サービス・商品睡眠検査機器「Wellnee Sleep」(ウェルネススリープ)を提供するネクストリンク(東京都港区)は16日、日立自動車交通(足立区)が同機器を導入したと発表した。バス運転者の高齢化が進むなか、健康起因事故を未然に防ぐ取り組みの一環となる。

日立自動車交通は従来、布団の下に敷くタイプの検査機器を使用していたが、センサーのずれによる測定不能や睡眠の妨げ、データ管理の不便さなどが課題となっていた。新たに導入したWellnee Sleepは服の上から装着でき、睡眠中の呼吸レスや寝返り回数、入眠までの時間など多角的なデータをクラウド上で管理できる。現場からは「着けているのを忘れるほど違和感がない」との声が寄せられ、測定結果をきっかけに健康意識が高まる事例も出ている。

運行管理者がデータを確認しながらドライバーと改善策を話し合う場面も増え、職場全体の安全意識向上につながっている。同社はすでに「Safety Bus」や「働きやすい職場」認定を取得しており、健康管理の取り組みは信頼性向上や採用活動にも波及している。今後は全従業員が年1回検査を受けられる体制を整備し、健康起因事故ゼロの継続を目指す。

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