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ヤマトが安全教育強化、4.6万台のドラレコ刷新

2025年9月18日 (木)

ロジスティクスヤマト運輸は18日、10月から全国4万6000台の集配車両に搭載するドライブレコーダーを刷新すると発表した。新システムでは急ブレーキや急加速を検知すると音声で警告し、映像を自動でクラウドに保存する仕組みを導入。外向きカメラは速度標識や一時停止標識を認識して順守状況を記録し、内向きカメラはドライバーの顔の動きから眠気の兆候を検知する。

(出所:ヤマト運輸)

運転日報には「一時停止遵守」「危険運転」「運転集中度」「焦り運転」「エコ運転」の5項目をレーダーチャートで表示し、運転傾向を可視化する。過去1か月の平均との比較も可能で、改善状況を客観的に把握できる。乗務後点呼では映像とあわせて振り返ることで、ドライバー自身の気付きと納得感のある指導につなげる。

管理者にとっても利便性が向上する。従来はSDカードから映像を取り出していたが、クラウド経由で随時確認できるようになり、タイムリーな安全教育が可能になる。さらに運転日報の電子化により、紙の保管業務を削減し、法令順守に沿った管理を実現する。

ヤマトグループは2018年以降、安全装置搭載車両やドライブレコーダーを導入し、21年からはスマート点呼によるデジタル化を進めてきた。今回の刷新は「安全第一」を掲げる同社の取り組みを一層強化するもので、運転データを活用した安全教育の深化を図る。

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