行政・団体北海道開発局は19日、国道に設置された休憩施設を集約した「北海道中継輸送ポイントマップ」を公開した。長距離輸送の効率化やドライバーの労働環境改善を目的に、中継輸送の拠点として活用できる施設を一元的に把握できるようにした。
マップには道内の国道に設けられた簡易パーキングやチェーン着脱場211か所を掲載。トイレや照明設備の有無で条件を絞り込むことが可能で、主要拠点からの「4時間圏」も表示できる。計画段階で休憩や交代拠点を事前に選定でき、労働時間の管理や輸送効率化に資する仕組みだ。
同局は2021年度から中継輸送の実証実験を行い、労働時間短縮や輸送コスト削減などの効果を確認してきた。公開されたマップには実証に参加した事業者の声も反映されており、輸送計画の参考資料として位置づけている。
利用にあたっては施設利用上の注意点を守るよう呼びかけるとともに、アンケートへの協力も求めている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。