サービス・商品デジタルプラットフォーマー(DP、東京都千代田区)は22日、欧州で義務化が進むデジタル・プロダクト・パスポート(DPP)に対応したブロックチェーン活用ソリューション「Gログ」の提供を開始したと発表した。
イタリアのGenuino Blockchain Technologiesが開発した基盤を日本市場向けに最適化したもので、製品の真正性やトレーサビリティーの証明を可能にする。
Gログは、食品、飲料、アパレル、工芸品、化粧品、医薬品など幅広い分野で活用できる。製品の原材料や製造・流通工程、修理・再利用・廃棄までの情報をブロックチェーンに記録し、改ざん不能な形で可視化する仕組みを備える。
すでにワインで、ブドウの品種や収穫日、醸造方法や熟成期間、出荷ルートまでを記録し、QRコードを通じて確認できる仕組みが導入されている。これらのデータはNFT化され、偽造防止や越境EC(電子商取引)対応、ブランド強化などに利用される。
今後は企業IDとの連携を通じ、製造から廃棄まで一貫した証明を可能とする次世代型サプライチェーン基盤として展開する。
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