国際フェデックス(米国)は18日、マレーシアの持続可能な物流への取り組みを強化するため、新型電気バン「Maxus e-Deliver 3」を41台導入すると発表した。各車両は最大積載量920キロ、フル充電時の航続距離は最大228キロで、ディーゼル車両と比較して年間305トンのCO2排出量削減が見込まれている。
これらの電気自動車(EV)は、クアラルンプール、ジョホールバル、イポー、ペナン、クランバレーなどマレーシアの主要都市で荷物の集配サービスに使用される。フェデックスはEV(電気自動車)導入を支援するため、ことし初めに全国の戦略的拠点に41か所の交流(AC)、直流(DC)充電ステーションを設置した。

(出所:フェデックス)
今回の導入は同社が掲げる2040年までのカーボンニュートラルな事業運営実現、集配車両の完全電動化という目標を支える取り組みとなる。またマレーシアの低炭素モビリティー・ブループリントや、第12次マレーシア計画に沿ったグリーン成長の促進にも寄与する。同社は23年5月にクランバレーで最初のEV2台を導入した後、24年2月にはマレーシア初の国境を越えたEVによるシンガポール配送を実施しており、これはマレーシア記録簿に認定される画期的な試みとされている。
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