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トラスコ中山、伊勢原市と災害支援協定

2025年9月24日 (水)

環境・CSR機械工具卸売商社のトラスコ中山(東京都港区)は22日、神奈川県伊勢原市と丸越鋼具伊勢原(神奈川県伊勢原市)との間で、「災害時における生活必需物資等の調達に関する協定」を締結したと発表した。同市の災害時には、同社が必要な物資や資機材を調達し、丸越鋼具伊勢原の協力で被災地に配送する。

▲締結式(出所:トラスコ中山)

協定は、大規模災害が発生し、多くの市民が避難所で生活しなければならなくなったときに、避難所の居住環境向上や市民生活の早期復旧を図るため、男女の視点に立った避難所用資機材や在宅避難者用の生活必需物資などを迅速に調達することを目的としている。同社が全国に28か所保有する物流センターの多種多様な在庫を活用するとともに、市内を拠点とする丸越鋼具伊勢原と連携。被災地へ速やかに必要な物資や資機材を提供できる体制を構築する。

トラスコ中山が同様の協定を結ぶのは自治体としては13番目、神奈川県内では横浜市、川崎市につぐ3市目となる。

▲プラネット南関東(出所:トラスコ中山)

協定の締結式は22日、同市内にある同社物流センター「プラネット南関東」で行われ、萩原鉄也市長や同社の中山哲也社長、丸越鋼具伊勢原の越場琢夫社長らが出席して協定に署名した。

トラスコ中山は、BCP対策として、発電機やビニールシートをはじめとする災害時復興支援物資2万1800アイテムを独自に設定し、常時在庫を確保している。そのうち118アイテムはBCP対応強化品として、通常の在庫より多い6か月分以上を保有している。ことし4月には、社内に「BCP対応推進課」を新設し、災害時復興支援物資の在庫の拡大や積み増しを進めるとともに、自治体や大手企業との災害復興協定の締結を進めている。

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