国際西川ゴム工業は17日、中国湖北省孝感市で自動車用ドアシール材などを製造する湖北西川密封系統の第2工場(中国拠点としては第4工場)の稼働を開始したと発表した。
同社は「2030年グローバル中長期経営計画」に基づき、中国自動車市場での受注拡大を目指して生産体制を強化する。労務費の高騰が続く上海工場から内陸部の新工場へ一部生産を移管することでコスト競争力を高め、日系・中国系メーカー向けの供給拡大につなげる。既存の上海工場は欧州市場向け製品の輸出拠点として活用を続ける。

▲新工場の外観(出所:西川ゴム工業)
新工場は敷地面積2万平方メートル、建屋面積1万1000平方メートルで、自動車用ウェザーストリップなどを製造する。押出ラインを備え、総投資額は750万元(1億5000万円)。今回の整備は、中国内陸部での供給網強化とサプライチェーンの効率化に寄与する。
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