サービス・商品古紙回収・機密文書廃棄などを手がける斎藤英次商店(千葉県柏市)は29日、CO2排出量を実質ゼロにした「カーボンニュートラル段ボール」原料の出荷を開始したと発表した。15日にレンゴー、16日にいわき大王製紙(福島県いわき市)へ初納品を行った。

▲カーボンニュートラル段ボール(出所:斎藤英次商店)
同社は古紙回収・リサイクルのノウハウを基盤に、省エネ化や再生可能エネルギーの導入、J-クレジットの活用を組み合わせることで、回収から加工・供給までの工程でのCO2排出をオフセット。輸送時も排出量を算定・相殺し、供給プロセス全体でカーボンニュートラル(CN)化を実現した。
包装資材需要の増加と環境対応の両立が求められるなか、製紙業界でも脱炭素化の圧力が強まっている。今回の取り組みは、企業が価格競争に加えて環境価値を訴求できる点が特徴となっている。
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