環境・CSR斎藤英次商店(千葉県柏市)は17日、古紙を用いた段ボール原料「カーボンニュートラル段ボール」を市場に投入すると発表した。自社回収・自社処理によって発生するCO2を実質ゼロに抑えた独自の製造工程により、業界で初めてカーボンニュートラル化された段ボール原料を実現した。
同製品は、同社の車両で回収し、同社リサイクルセンターで加工した古紙のみを原料とし、回収から加工までの工程で排出されるCO2を実質ゼロとする仕組みが特徴。出荷製品にはカーボンニュートラルであることを示すラベルが貼付される。これにより、企業は製品のカーボンフットプリント削減を通じて、サプライチェーン全体の脱炭素化に寄与できる。また「環境対応した原料を使用している」という付加価値により、価格以外の訴求力も確保できるという。
今後は段ボール原料の提供にとどまらず、脱炭素型の資源循環ビジネスモデルを強化し、パートナー企業との連携を通じてグローバルなサステナブル社会の実現を目指す。
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