産業・一般三井不動産は9日、独立系ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)と共同で、総額200億円のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを新設したと発表した。スタートアップとの事業共創を通じ、新産業の創出と自社事業の拡張を目指す。
新たに設立されたのは「三井不動産&イノベーションファンド」(150億円)と「三井不動産&フロンティアファンド」(50億円)。労働力不足の解消や自動化、建築コスト抑制、オムニチャネル、次世代モビリティー、宇宙関連技術など幅広い分野への投資を想定しており、資本提携や共同開発も視野に入れる。
運営は両ファンドともグローバル・ブレインが担い、出資先との協業を初期段階から推進できる体制を構築。三井不動産はアジャイル型のチーム編成を導入し、事業領域ごとに専門人材を機動的に配置する。
三井不動産は2015年に第1号CVCを立ち上げて以降、スタートアップとの連携を強化している。
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