調査・データExotec Nihon(東京都港区)は16日、親会社のエグゾテック(フランス)が創立10周年を迎え、累計売上が10億ドル(1500億円)を突破したと発表した。主力製品の「Skypod」(スカイポッド)は現在、世界200か所以上の倉庫で稼働しており、累計1万台のロボットを納入している。
Skypodは共同創業者ロマン・ムーラン氏とルノー・ハイツ氏が開発した自動倉庫ソリューションで、モジュール型のAS/RS(自動倉庫システム)を採用する。必要な規模から導入でき、取扱量の増加に合わせて柔軟に拡張可能であり、入庫から出庫までの工程を一体的に制御する。これにより、倉庫の効率性と経済性を両立し、Gapやユニクロ、カルフールなどの大手企業に採用されている。
同社によると、これまでにSkypodロボットは9億3800万回以上のサイクルを完了し、作業員の歩行距離を累計9000万キロ削減したという。作業効率の向上と労働負担の軽減を実現し、ピッキング精度や配送スピードの向上にも寄与している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。