M&A兼松は20日、グループ会社である新東亜交易(東京都千代田区)が、10月2日付で分離・選別機器メーカーの晃栄産業(愛知県東海市)の全株式を取得したと発表した。これに伴い、晃栄産業と新東亜交易が共同出資していたケイエスリンクス(東京都千代田区)の全株式も新東亜交易が取得し、両社がグループに加わった。
晃栄産業は日本初の振動ふるい機「佐藤式振動ふるい機」を開発した企業。独自技術に基づく分離・選別機器の製造を手がけ、高い技術力を有する。一方、ケイエスリンクスは晃栄産業の開発・技術・販売を担い、顧客ニーズを反映した製品開発や改良を進めてきた。両社は粉体業界を中心に、迅速かつ機動的な対応で信頼と幅広い顧客基盤を築いている。
新東亜交易はペットフードから航空機エンジンまで多岐にわたる事業を展開しており、今後は両社の粉体分野での技術・顧客基盤と自社の幅広い事業領域を融合。製品品質の向上やサービス範囲の拡充を図る方針だ。
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