サービス・商品日本板硝子は16日、ボクセル(米国)のAI(人工知能)技術を用いた職場安全管理システムをグローバル10か国の製造拠点に導入したと発表した。
▲カメラとAIにより拠点内のフォークリフトが停止線で停止しないルール違反を検出した事例(出所:日本板硝子)
このシステムは、既設のCCTVカメラ映像をAIで解析し、作業者の危険動作や歩行者エリアへの立ち入り、保護具の不着用といったリスク行動をリアルタイムで検知する仕組み。カナダ拠点での試験導入を経て、マレーシア、ベトナム、メキシコ、チリ、アルゼンチン、ブラジル、イタリア、ドイツ、米国へと展開された。
導入後、マレーシアでは人と設備の接近リスクが3か月で75%減少。米国では安全ベストの未着用率が導入1か月で62%低下した。各拠点の文化や法規制に合わせ、顔・体の匿名化処理などのカスタマイズも実施している。
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