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サービス・商品デンソーソリューション（愛知県刈谷市）は22日、運送事業者向けのクラウド管理システム「Business Support System」（BSS）にスマートフォンで完結できる自動点呼機能を追加したと発表した。遠隔地での業務後に運転者がスマホを通じて単独で点呼を完了できるようになり、長距離運行時の中間点呼や運行指示書が不要となる。
新機能は運輸規則に基づいた仕様で設計され、点呼実施の要件をすべて満たす構成となっている。利用者は専用機材を導入しBSSに接続することで、事業所に戻ることなく点呼を完了できる。これにより、運行管理者の負荷を大幅に軽減するだけでなく、業務の効率化も期待される。
BSSは現在、台帳管理や出退勤管理なども備えており、すでに全国3000社超の運送事業者に導入されている。国土交通省による点呼制度の改正に合わせて、遠隔点呼、業務前後の自動点呼、IT点呼など機能拡張を進めてきた。
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