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米豪、重要鉱物・レアアース供給網を共同強化

2025年10月24日 (金)

ロジスティクス米国と豪州は20日、ワシントンで「重要鉱物やレアアースの採掘・加工に関する供給確保のための共通政策枠組み」に合意した。両国の鉱物資源政策当局が署名したもので、防衛産業や先端技術産業の基盤を支える鉱物供給の安全保障を目的とする。

枠組みでは、リチウムやニッケル、コバルトなどの重要鉱物やレアアースを対象に、採掘から分離・精製までを含むサプライチェーンの強靱化を図る。政府と民間による投資支援を動員し、保証や融資、株式出資、オフテイク契約など多様な資金手段を活用して事業化を促進する。両国は6か月以内に、それぞれ10億ドル規模の支援を実施する方針を示した。

また、鉱山開発の許認可手続きの迅速化、価格メカニズムの健全化、リサイクル技術への投資なども盛り込まれた。さらに、重要鉱物の需給がひっ迫した際に迅速対応する「米豪クリティカルミネラル供給安全保障対応グループ」を新設し、米エネルギー長官と豪資源相が主導する。

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