財務・人事ヒガシホールディングス(HD)は25日、2026年3月期通気連結業績予想を上方修正した。売上高を前回予想から30億円増の540億円、営業利益を同3億円増の32億5600万円、経常利益を3億円像の34億円、最終利益を1億7600万円像の21億7600万円にそれぞれ引き上げる。
大手EC(電子商取引)向け3PLセンターである川西、神戸西、流山、鳴尾浜の各ロジスティクスセンターが計画を上回る成長を遂げたことに加え、オフィスサービス事業での大型案件受注や、NEXT GIGAスクール構想関連のPCキッティング業務増加などにより、上方修正とした。また、ビルデリバリー事業でも災害対策品販売のスポット受注が寄与した。
下期は流山ロジスティクスセンター増床部分の稼働開始に伴う初期費用や人材・設備投資が見込まれるものの、通期でも売上・利益ともに計画を上回る見通しとしている。
同日発表した第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比21.9%増の267億9900万円、営業利益が同68.3%増の18億5800万円、最終利益が77.5%増の12億2300万円と増収増益だった。
運送事業セグメントの売上高は18.8%増の137億6900万円、セグメント利益は35.6%増の18億3300万円だった。主に大手EC(電子商取引)会社向け配送業務の拡大や移転事業・ビルデリバリー事業の成長により売上が増加した。
倉庫事業セグメントの売上高は23.1%増の81億4900万円、セグメント利益は62.7%増の8億1000万円だった。大手EC会社向けに開設した大型倉庫の本格稼働などにより増収となった。
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