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サービス・商品メタリアル・グループで、専門文書のAI（人工知能）翻訳サービスを手がけるロゼッタ（東京都千代田区）は24日、法人向け倉庫スペース需要予測AIサービス「Metarealウェアハウスデマンド」（Metareal WD）をリリースしたと発表した。EC（電子商取引）の出荷動向や輸出入統計速報、求人情報、新規EC立ち上げニュースなどをAIで解析し、エリアや温度帯、期間ごとの倉庫スペース需要をリアルタイムで予測する。
倉庫営業では、繁忙期の在庫ピークや物流需要の変化に迅速に対応することが求められるが、従来の営業手法は過去の物件カタログや契約更新情報に依存しており、需要を事前に捕捉できなかった。このため、立地や倉庫種別のミスマッチをなくし、営業活動を円滑に進められるようAIを使った需要予測サービスを開発した。利用者は3PL事業者の法人営業担当、倉庫事業者の営業・提案担当、物流・サプライチェーンマネジメントに携わる法人営業担当などを想定している。
Metareal WDの需要予測では、情報をAIで解析し、需要発生の兆候をスコアで表示する。また、立地や面積、温度帯ごとの条件に最適な候補を自動抽出するほか、概算見積もり書や営業資料をワンクリックで作成でき、営業効率を高める。これによって従来の「待ち型営業」ではなく、需要の兆候に基づく「先読み営業」が可能になる。
同社はこれまでも、AIを使ってデューデリジェンス業務をサポートする「Metareal DD」をはじめ、各業界向けに情報を収集分析して、企画やレポートを作成する「シゴトオワルAI」シリーズを開発している。同社では今後もAIを活用し、各業界、各業種の現場での課題解決を支援するサービスを展開していく。
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