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サービス・商品メタリアル・グループのロゼッタ（東京都千代田区）は16日、法人向け倉庫スペース需要予測AI（人工知能）エージェント「Metarealウェアハウスデマンド」（Metareal WD）のプレミアムプランの提供を開始したと発表した。月額料金は5万円（税込）で、1日20回、月200回まで利用できる。
Metareal WDは、EC（電子商取引）出荷動向や輸出入統計速報、求人情報、新規EC立ち上げ関連ニュースなどをAIで解析し、エリアや温度帯、期間別の倉庫スペース需要をリアルタイムで予測。需要に応じた最適な倉庫候補を抽出し、概算見積書や提案資料を自動生成することで、倉庫営業の効率化と成約率向上を支援する。主な利用対象は、3PL事業者や倉庫事業者、物流・サプライチェーン分野の法人営業担当者としている。
また同社は同日、農業法人向けの肥料需要予測AIエージェント「Metarealファーティライザートレンド」（Metareal FE）の新開発・提供開始も発表した。気象や土壌、作付け計画データに加え、SNSや営農掲示板、相場ニュースを統合解析し、施肥時期や必要量、配合傾向を高精度に予測。数量見積もりや物流計画、施肥設計を含む営業資料を自動生成する。
同社は、業種特化型生成AIシリーズ「シゴトオワルAI」を展開しており、金融分野を皮切りに物流、農業など各業界の業務課題解決を支援する。複数の大規模言語モデル（LLM）を協調させる独自のAIオーケストレーション技術「Metareal Agents」や、グローバルな知見を生かした開発力を強みとし、現場で実際に使われるAIの迅速な導入を目指すとしている。
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