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ロゼッタ、物流需要予測AIサービスで新プラン

2025年11月20日 (木)

サービス・商品ロゼッタ(東京都千代田)は20日、輸出入企業の物流需要予測を支援するAI(人工知能)エージェント「Metareal ロジスティクスデマンド」(Metareal LG)のプレミアムプラン(月額5万円・税込)を提供開始した。

Metareal LGは、ニュース、政府統計、業界動向などの膨大な情報をAIがリアルタイム解析し、物流需要の兆候を即座に検知・可視化するソリューション。解析結果は自動的に営業資料に変換され、国際物流企業の営業担当者が提案の好機を逃さず顧客にアプローチできるよう支援する。プレミアムプランでは1日20回、月200回まで利用可能。

開発の背景には、国際物流業界での需要変動の激しさがある。従来のような過去統計に基づく需要予測では、市場の急激な変化に対応できず、機会損失につながっていた。Metareal LGは、こうした課題に対し、未来志向の営業支援を可能にするAIとして開発された。

同サービスは、輸出入企業への提案活動を強化したい物流企業や、需給変動に合わせて効率的な物流計画を立案したい商社・貿易会社、競合に先んじて提案を届けたい物流ソリューション企業など、幅広い法人ユーザーの活用が想定されている。

ロゼッタは今後、金融や製薬など業界特化型の生成AI「シゴトオワルAI」シリーズを順次展開予定。現場のニーズに即したカスタマイズ型AI開発と、スピード重視のAIコンサルティングを通じて、「使いたくなるAI」の社会実装を目指す。同社のAIコンサルティングは、汎用性よりも専門性を重視し、複数の大規模言語モデルを連携させた独自技術「AIオーケストレーション」も強みとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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