財務・人事ブリヂストンは23日、2026年1月1日付でのトップ人事を発表した。現グローバルCEO(最高経営責任者)の石橋秀一氏が退任し、後任に副社長の森田泰博氏が就任する。経営陣の若返りを図り、31年の創立100周年に向けて成長と企業価値のさらなる向上を目指す。
森田氏は1972年生まれ。上智大学経済学部を卒業後、1996年に入社した。タイや中国、シンガポールなど海外現場でタイヤ事業を統括してきた経歴を持ち、2025年にはGlobal CAO(最高管理責任者)兼CSO(最高戦略責任者)として、品質経営や財務、人事、サプライチェーンなど横断的な領域を管掌する予定だ。
ブリヂストンは中期事業計画(24-26年)で「経営・業務品質の向上」を最優先課題に掲げ、事業再編を経て「質を伴った成長」フェーズへの移行を進めている。今回のトップ交代は、その取り組みを加速させる狙いがある。
同社は、プレミアムタイヤ技術「ENLITEN」と生産基盤「BCMA」による競争力強化を進める一方で、サステナブルなソリューション企業への転換を掲げる。森田新体制のもと、環境対応とバリューチェーン全体の最適化を軸に経営を深化させる構えだ。
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