環境・CSRドローン関連事業を展開するトルビズオン(福岡市中央区)は27日、同社も参加する和歌山県すさみ町のスマートシティプロジェクトの取り組みが、14日から16日まで愛知県豊田市で開催された「2025 International Mayors Forum(国際首長フォーラム)」で岩田勉・すさみ町長によって紹介されたと発表した。同社はプロジェクトでドローン空路の可視化を担当した。

(出所:トルビズオン)
同町は21年度に国土交通省から「スマートシティモデル事業」に選定され、すさみスマートシティ実行計画に基づいて、町やソフトバンク、南紀白浜エアポートなどが参加する「すさみスマートシティ推進コンソーシアム」を中心に、さまざまな取り組みを展開している。
今回、岩田町長が報告したのは、防災や災害対応の取り組みで、国土交通省が整備した3D都市モデル「PLATEAU」を活用した津波被害想定の可視化や、500キロ離れた千葉拠点からの遠隔操作によるドローンを使った災害対応支援などを紹介した。
同社は、PLATEAUなどの3D地理データを活用した空路の3D可視化を技術的にサポートしたほか、関係者向けのデモ素材を作成した。今回のフォーラムでも、説明資料や画面キャプチャなどの監修を担当し、当日の技術説明のサポートも行った。
同フォーラムは国連経済社会局(UN DESA)や豊田市などが主催する国際会議で、世界40か国の自治体首長が「持続可能なまちづくり」について議論した。
同社は「ドローン航路視覚化の専門領域からプロジェクトに貢献できたことを誇りに思う。今後は、地域ごとの条件に即した航路可視化を普及させ、実運用に耐える運用設計を目指す」としている。
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