
(出所:日本アクセス)
拠点・施設日本アクセス(東京都品川区)は28日、首都圏での物流体制の強化と、今後の成長戦略を支えるインフラ整備の一環として、埼玉県久喜市に新たな物流センター「久喜低温物流センター」を開設すると発表した。11月9日発注、10日納品分から稼働する。
同社は、エリア別の市場動向や人口増減、得意先戦略など物流環境の変化を見据えた中長期的なロジスティクス戦略に基づき、積極的な拠点整備を進めている。そうしたなか、首都圏では、市場環境の変化によって、物流拠点の狭隘化が進んでいた。このため、扱い荷物の増加に対応し、さらなる成長の足掛かりとするため、同センターを新設することにした。

▲久喜低温物流センター外観(出所:日本アクセス)
同センターは敷地面積1万7520平方メートルで、地上3階建て。ケースシャトルを主体とするマテリアルハンドリング機器を積極的に導入し、作業の効率化と省力化を目指す。従業員の負担軽減を図るとともに、作業精度の向上による物流品質の強化と、安定したサービス提供体制の構築を進める。
また、設備投資を物流業界が直面する人手不足などの社会的課題への対応策としても位置づけ、持続可能な物流体制の確立に向けて、さまざまな取り組みを進めていく。
同社は「センターの開設で首都圏での低温度帯商品の安定供給体制を強化するとともに、物流品質の向上とサービスレベルの維持を図り、急速に変化する市場環境に柔軟かつ持続的に対応していく」としている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



















