ロジスティクス商船三井は28日、27日にインド国営海運会社Shipping Corporation Of India(SCI)と、同国内での曳船事業に関する協業に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。署名式は同日から5日間、ムンバイで開催中の国際海事イベント「India Maritime Week 2025」で行われた。

▲India Maritime Week 2025での覚書(MOU)署名式の様子(出所:商船三井)
インドでは経済成長に伴い、今後10年間でコンテナ貨物が年6-8%、エネルギー貨物が年3-5%増加する見通し。同国主要港では寄港船舶数の増加が予想され、安全な入出港を支える曳船サービスの需要が高まっている。
また、政府は「Green Tug Transition Program」に基づき、2040年までに主要港で稼働する全曳船を環境配慮型の「グリーンタグ」へ移行する方針を進めている。
商船三井はこれまで日本、香港、ベトナムで曳船事業を展開しており、安全運航や代替燃料船運用の知見を有する。SCIの国内ネットワークと同社の技術を組み合わせ、インドにおける曳船事業拡大と港湾での温室効果ガス(GHG)排出削減を目指す。
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