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リース2社、CO2実質ゼロのオートリース開始

2025年12月15日 (月)

環境・CSR三菱オートリース(東京都港区)と十六リース(岐阜市)は15日、エンジン車の走行によって排出されるCO2を実質ゼロにする「カーボンオフセット付オートリース」の提供を開始した。両社はそれぞれが持つオートリース事業のノウハウと地域密着型サービスを融合させ、カーボンニュートラルを目指す企業向けに新たなモビリティソリューションを提案する。

このサービスは、あらかじめ契約走行距離と車両燃費からリース期間中に予測されるCO2排出量を算出し、その排出分に相当するJ-クレジットをリース会社が購入。顧客に代わってオフセット(相殺)を行うことで、走行時のCO2排出量を実質ゼロにする仕組みだ。なお、クレジットの無効化は三菱HCキャピタルが実施し、手続き完了後には証明書が発行される。

対象車両は軽自動車からトラックまで幅広く、オフセット比率や対象排出量は利用者のニーズに応じて柔軟に設定できる。オフセット費用は月額リース料に含まれるため、別途の支払い処理が不要で、経理負担の軽減にもつながる。

環境配慮と経済合理性を両立したこの仕組みは、電動化が難しい業種でも脱炭素経営への一歩を踏み出す選択肢となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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