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SAP、AIアシスタント「Joule」中核にERP最新版

2025年12月15日 (月)

サービス・商品SAPジャパン(東京都千代田区)は15日、AI(人工知能)統合やデータ基盤の強化などを盛り込んだ「SAP Cloud ERP Private 2025リリース」の提供を開始したと発表した。正式名称は「SAP S/4HANA Cloud Private Edition」で、業務効率と柔軟性の向上を目指す企業向けの最新ソリューションとなる。

最新の「SAP S/4HANA Cloud Private Edition」は、サプライチェーン、財務、資産管理、オペレーションの各領域でAIによる自動化と最適化が進化。高度なATP(在庫確保可能量)によって手作業を削減し、物流実行と受注処理を連携。財務領域では並列会計やバリューチェーン分析により収益性の可視化と企業間取引の自動化を実現する。

中核を担うのは、役割認識型AIアシスタント「Joule」。売掛金管理や紛争管理、保守計画などで意思決定を支援し、業務スピードと精度の両立を図る。Jouleはユーザーごとに行動をカスタマイズし、根拠に基づいたガイダンスを提供する。

また、SAP Business Data Cloudにより、200種類以上のデータプロダクトが活用可能となり、AI活用に必要な信頼性・整合性のあるデータ基盤を構築。アップグレードも従来スコープと互換性があり、ダウンタイムを最小限に抑えて迅速に価値を提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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