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商船三井ロジ、空港にX線検査装置導入

2025年10月29日 (水)

ロジスティクス商船三井ロジスティクス(東京都千代田区)は28日、国際航空貨物向けの保安検査体制強化に伴い、各拠点にX線検査装置を設置し運用を開始すると発表した。2026年1月1日からは、国際航空貨物の保安検査が強化され、カートン単位での爆発物検査に加え、貨物の開披と中身の安全確認が義務化される。

成田・関西空港では機器の設置と教育訓練を完了し、中部国際空港では委託先倉庫で対応を終えた。福岡空港では空港内唯一となる大型機器を自社スペースに設置し、準備と訓練を完了している。

装置の間口は横1750ミリ×縦1700ミリで、この範囲内の貨物は開梱なしで検査可能。照射量は5マイクロシーベルト以下(実質1マイクロシーベルト程度)で、人体や貨物への影響はないという。

検査は専門トレーニングを受けたスタッフが担当し、必要に応じて開披を行う場合がある。生き物や特殊フィルムなど一部貨物は検査対象外。荷受時に自動検査を実施し、検査を避けたい場合は事前連絡とラベル表示が必要となる。

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