商船三井ロジ、パリ空港で手持ち荷配送サービス

ロジスティクス商船三井ロジスティクス（東京都千代田区）は22日、パリのシャルルドゴール空港にて「プレミアムハンドキャリー配送サービス」を開始すると発表した。利用者は、大量の手荷物を持ち込む際に、手持ち荷物の輸入手続きを通常より短縮できる。

同サービスでは、同社担当者が空港内（バッゲージクレーム）で顧客のネームプレートを持って迎え、航空会社から引き渡される貨物を税関エリアまで運ぶ。通関準備は同社が事前に行い、飛行機の着陸と同時に通関手続きを開始し、通関終了後に空港内保税エリアから貨物を運び、待機しているトラックへ積み込みをして指定場所まで配達する。

利用者は通関手続きにに立ち会う必要はなく、カルネ通関、機材や商品の一時輸入申告、消耗品の通常通関など、各種特別税関制度に基づく空港での通関手続きにかかる手間を省ける。

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LOGISTICS TODAY編集部
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