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Shippio、サービス拡充と組織強化へ32.4億円調達

2025年10月30日 (木)

財務・人事国際物流プラットフォームの開発、運用を手がけるShippio(シッピオ、東京都港区)は30日、シリーズCラウンドで、第三者割当増資と金融機関からの借り入れによって32億4000万円の資金調達を行ったと発表した。これで、累計調達総額は70億となる。調達資金は、プロダクト開発やM&Aを含む事業拡大、組織づくりに充当する。

同社によると、第三者割当増資の総額は18億7000万円で、借り入れ額は13億7000万円。

増資の引受先として、リード投資家のDNX Venturesが追加出資を行ったほか、鈴与、New Commerce Ventures、YMFGキャピタルなどが新たに出資した。借入先は商工組合中央金庫や日本政策金融公庫、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行などとしている。

Shippioは貿易プラットフォーム「Shippio Platform」を運営しており、2022年のシリーズB以降、売上総利益を20倍にし、取扱コンテナ数を35倍、プラットフォームのユーザー数を8倍に増やすなど、順調に業績を伸ばしている。

今回調達した資金を基に、今後も新たなサービスを開発するとともに、積極的にM&Aを進め、売上総利益の継続的な2倍成長を実現し、30年までに日本発着貨物の30%(年間540万TEU)をShippio Platformで取扱うことを目指すとしている。

また、プロダクト開発や顧客の開拓、フォローアップに注力できる骨太な組織づくりを進めていく。具体的には、SalesやCS・事業開発などのビジネス系職種、プロダクト開発に関わるPdMやプロダクトデザイナー、エンジニア、グループ会社との連携強化に向けた企画系職種や組織拡大を支えるHR・コーポレート職種など、幅広いポジションでの採用を強化し、3年で300人規模にまで組織を拡大するとしている。

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