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拠点・施設不動産管理業務の代行サービスを展開するパパネッツは7日、九州エリアでの需要拡大に対応するため、福岡営業所を大幅に拡張し移転開設したと発表した。営業・物流機能を強化し、建物点検やマンスリーマンション清掃など地域サービスの拡充を図る。
新営業所は博多区博多駅南に設置し、従来の3.6倍となる186坪の規模を確保。家具・家電などの備品を保管・出荷する倉庫を併設し、巡回業務と物資供給の両面を支える拠点とした。
▲営業所倉庫（出所：パパネッツ）
不動産管理業界では、賃貸住宅管理業法の施行により物件の定期巡回と報告が義務化され、現場業務の負担が増している。パパネッツによると、同法に基づく登録事業者は2022年3月末から2割増加。加えて、ホテル価格の高騰に伴うマンスリーマンション需要の拡大も追い風となり、九州での同社パートナー数は3年前比で24％増えたという。
同社は「地域の不動産管理業者を支援し、巡回・清掃業務の効率化と品質向上を両立させる体制を整える」としており、全国的な営業網拡大を継続する。
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