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サービス・商品東ソーは10月30日、クロロプレンゴム「スカイプレン」にセルロースナノファイバー（CNF）を複合化した「SGシリーズ」の生産体制を強化したと発表した。
CNFは、植物由来のセルロースをナノメートルサイズまで細かくほぐすことで生まれる最先端のバイオマスナノ繊維素材。SGシリーズは、バイオマス由来のCNFを配合することで、化石燃料由来の補強材使用量を削減できる。これによりCO2を中心とした温室効果ガス排出削減が期待できる。
同社は、2024年3月から南陽事業所（山口県周南市）のプラントで、同シリーズを生産・販売を開始していたが、既存設備の一部を改良し、従来グレードと同等のロットサイズで製造できる体制を整備した。改良工事はことし6月に完工、10月に商業運転を開始している。
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