調査・データロジスティード(東京都中央区)は10日、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI)のロボット利活用推進ワーキンググループ内に設立されたサブワーキンググループで、段ボールケースの天面強度評価に関する実証実験を開始したと発表した。物流現場でのロボット荷役導入を促進するため、段ボールの破損抑制と稼働効率向上を両立する評価手法の確立を目指す。
物流センターでは依然として人手による荷役作業が多く、省人化や安全性向上の観点からロボット導入が進む一方、段ボールの形状や強度がネックとなり、導入効果を十分に発揮できない課題がある。
実証では、ケース重量とロボット荷役中の天面剥がれの関連性を分析し、破損率低減に寄与する強度基準の策定を検討。2025年度中に試験方法の確立、代表的な仕様での測定、強度と破損率の相関実証を進める。
プロジェクトにはロジスティードのほか、NX総合研究所、IHI、アサヒ飲料、イオン、花王、キリンビバレッジ、サントリーホールディングス、三菱重工業、レンゴーなどが参画。業界横断でロボット荷役の実用化と段ボール標準化を推進する。
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