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財務・人事日本ロジテムは11日、2026年3月期通期連結業績予想を上方修正した。売上高は当初予想の705億円を据え置いたが、センター事業の好調と倉庫稼働率の上振れにより、営業利益を当初予想から2億5000万円増の12億円、経常利益を3億円増の11億円、最終利益を1億5000万円増の6億5000万円に引き上げた。
同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比8.9％増の348億3100万円、営業利益が同2.5倍の8億6400万円、最終利益は2.7倍の5億5400万円だった。
セグメント別では、主力の貨物自動車運送事業が取引拡大と料金改定で増収を確保したが、海外需要減でわずかに減益。センター事業は入出荷増と生産性向上で営業利益が2.7倍となった。
アセット事業も新規貨物の獲得で倉庫稼働率が上昇し、営業利益が65.8％増。その他事業は構内作業請負や人材派遣が拡大したが、旅客・輸出入関連事業が振るわず減益となった。全体では、倉庫事業の高収益化が収益改善をけん引した。
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