フードフンドーキン醬油(大分県臼杵市)は18日、名古屋大学発のAI(人工知能)ベンチャー、トライエッティング(名古屋市中区)が開発したノーコード予測AI「UMWELT(ウムベルト)」を導入し、製造現場の需要予測業務の効率化に着手したと発表した。

▲ノーコードAIプラットフォーム「UMWELT」(出所:フンドーキン醬油)
同社は4工場で1000品目の製品を製造しており、従来は工場担当者の経験に依存した予測が主流だった。これに対しUMWELTは、3列の販売データを用意するだけで需要予測が可能で、予測結果を生産計画や人員配置の最適化に活用できる点が評価された。
導入の決め手となったのは、予測精度の高さに加え、利用人数や回数に制限がない定額制のコストパフォーマンスの良さ。また、他社での活用事例を直接聞けたことで導入への安心感が高まったという。
現在は一部工場での運用から開始し、将来的には全工場での生産計画最適化や在庫管理、資材発注の自動化も視野に入れている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。

















