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ドーハに湾岸最大の美術品物流ハブを開設へ

2025年11月18日 (火)

拠点・施設カタールの大手物流企業GWCと戦略投資グループQC+は13日、ドーハのフリーゾーンに湾岸最大規模の美術品保管・物流拠点を共同開設する計画を発表した。施設は急成長する湾岸アート市場を対象に、個人コレクター、ギャラリー、美術館、国際イベント主催者などの多様なニーズに対応する。

新施設は、美術館水準の保存環境、安全な保管スペース、鑑賞室、修復ラボ、専門スタッフによる取り扱い体制などを完備。さらに、専用保税エリアや教育・研修ゾーンも設置し、地域のアートロジスティクスの高度化を図る。立地はハマド国際空港近接で、国際輸送との連携強化も見込まれる。

GWCは美術品物流で15年以上の実績を持ち、同分野の専門性を有する。一方QC+は、ホスピタリティや文化経済領域での価値創出を推進しており、本プロジェクトを通じてアートと商業インフラの融合を目指す。

両社は、同施設が2026年2月に開催予定の「アート・バーゼル・カタール」など、今後の文化イベントとも連動し、カタールの創造経済と国際的な文化拠点化に寄与するとしている。今回の取り組みは、カタール国家ビジョン2030の一環としても位置づけられている。

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