フードUber Japan(ウーバージャパン、東京都港区)は19日、配車アプリ「Uber」上で荷物を即時配達できる新サービス「Courier」(クーリエ)の提供を、東京・大阪など22都道府県で開始したと発表した。デリバリーサービス「Uber Eats」の配達パートナーが担い、倉庫を経由せず最短で平均30分以内に荷物を届ける。
Courierは、1キロメートルあたり890円からの配送料で、最大13キロメートル・8キログラムまでの一般的な宅配便に対応。アプリ上で依頼から決済、配送状況の確認まで完結し、日常的な忘れ物の受け渡しやギフト配送、ビジネスでの書類送付などに利用できる。サービス開始時点で対応する地域は、北海道から沖縄までの主要都市を含む全国22都道府県。
Uberは2024年から広島・那覇での実証実験や福岡での試験運用を経て本格展開に至った。今後は即時配達が普及していない地方都市への拡大も視野に入れる。これにより、利用者の利便性向上とともに、全国で10万人超の配達パートナーの新たな報酬機会の創出も期待されている。
今回の取り組みは、個人間配送や中小店舗の即配需要に対応するものであり、国内即配市場の拡大と物流の多様化に寄与するものとみられる。
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