
(出所:DHL)
ロジスティクスDHL(ドイツ)は18日、石油大手のフィリップス66(米国)と持続可能な航空燃料(SAF)の大規模調達契約を結んだと発表した。2026年からの3年間で24万トン(8300万ガロン)超を受け取り、従来燃料比で73万7000トンの温室効果ガス(GHG)排出削減を見込む。
SAFは、同社の米西海岸ゲートウェイであるロサンゼルス国際空港(LAX)向けを中心に供給し、今後はサンフランシスコ国際空港(SFO)などほかの西海岸拠点への配送も想定する。導入にはブック&クレーム方式を用い、DHLの全体的なカーボンフットプリント削減に反映させる。
燃料は、フィリップス66がカリフォルニア州のロデオ再生可能エネルギーコンプレックスで製造。同施設は年間1億5000万ガロンの純SAF生産能力を持つ世界有数の拠点で、航空貨物の脱炭素化の供給基盤として注目される。
DHLは2050年のネットゼロ目標に向けて各地域でSAF調達を進めており、今回の契約は「GoGreen Plus」など顧客企業のスコープ3削減サービスの強化にも寄与する。
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