ロジスティクスHMM(韓国)は19日、BGNグループのBインターナショナル・シッピング・アンド・ロジスティクスと合弁会社「HMMB INT Shipping」をシンガポールに設立すると発表した。目的は液化石油ガス(LPG)輸送事業の拡大で、設立に向けた署名式は11月5日にソウル本社で実施した。

▲合弁事業調印式(出所:HMM)
合弁会社はHMMとBインターナショナル・シッピング・アンド・ロジスティクスが50%ずつ出資し、BGN Int DMCCのエネルギー・コモディティ取引機能を活用することで事業の安定運営を図る。
HMMB INT Shippingは、容量8万8000CBMの大型ガス運搬船(VLGC)2隻を運航する計画で、契約期間は10年、追加で5年延長できる。2隻は現在、HD現代重工業で建造中されており、引き渡しは2027年前半を予定している。
BGNグループは年間1400万トンのLPGを取り扱い、40隻超のLPG船隊を運航する。一方、HMMはかつてLPG船5隻を運航していたが、16年に事業を停止している。HMMは30年中長期戦略に基づき、LPG・アンモニア船隊を20隻規模へ拡大する方針で、ことしは中型LPG船3隻を取得している。
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