M&A宮入バルブ製作所は18日、主要販売代理店である昌栄機工(大阪市西区)と合弁会社を設立する契約を締結したと発表した。新会社は「SOZOテック株式会社」(仮称)で、9月1日の設立を予定している。
両社は長年にわたり取引関係を築き、LPG(液化石油ガス)用バルブに始まり、LNG(液化天然ガス)や液体水素向けの極低温バルブ、医療施設や消火設備向けバルブなどで協力を拡大してきた。近年は昌栄機工の主導により、空気分離装置用バルブの製造にも着手している。宮入バルブは同社の営業力を「強力な援軍」と位置付け、開発部門と直結させることで顧客ニーズに即した製品開発を進める体制を整える。新会社は、昌栄機工が担う顧客対応・営業と、宮入バルブが担う量産の中間工程を担い、開発営業や初期設計・試作を担当する。
新会社の所在地は宮入バルブ本社内に置き、社長には昌栄機工の古田克弥氏が就任予定。資本金は1000万円で、出資比率は両社が50%ずつとなる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。