ロジスティクスエア・ウォーターグループのエア・ウォーター北海道(札幌市中央区)およびエア・ウォーター産業・医療ガス(同)は11月21日、トラスコ中山、北海道と「災害時等における物資・資機材等の供給に関する協定」を締結した。災害時に必要な物資や資機材を官民連携で迅速に供給し、道内の防災・減災体制の強化を図る。

▲トラスコ中山の物資保管スペース(出所:トラスコ中山)
北海道では近年、地震や豪雨、さらには武力攻撃災害への備えとして、広域災害対応力の向上が課題となっている。本協定では、災害時に道内各地に分散した物流拠点から食料、医療品、生活必需品、救援機材などを安定供給できる体制を構築。トラスコ中山が保有する全国規模の備蓄資材と商品検索サイト、エア・ウォーターグループの供給・輸送ネットワークを活用し、迅速かつ柔軟な物資提供を可能にする。
供給体制の対象は、自然災害に加え、国民保護法に基づく武力攻撃災害なども含まれる。協定内容には、物資の供給・運搬体制の整備や、トラスコ中山の物流機能の活用、各種緊急対応に必要な事項が盛り込まれている。
エア・ウォーターは地域密着型のガス供給や医療関連事業を通じて北海道のインフラを支えてきた実績があり、今回の取り組みでもその強みを発揮する。一方、トラスコ中山は全国21か所に物流センターを持ち、455万点の商品を取り扱う体制を整えており、災害時の物資調達における機動力を担う。
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