環境・CSRトラスコ中山は21日、長野県と、同社の取引先企業である岡谷酸素(長野県岡谷市)、マルニシ(同)、本久(長野市)の3社と「災害時等における資機材の調達に関する協定」を締結したと発表した。協県内での災害時に必要な物資を速やかに供給する体制を構築する。

▲長野県との災害協定式の様子(出所:トラスコ中山)
同協定では、トラスコ中山が全国に保有する28か所の物流センターの多様な在庫を活用し、長野県全域に供給可能な3社を通じて、被災地へ必要な物資や資機材を迅速に届ける仕組みを整備する。県の地震防災対策強化アクションプランに基づき、地震災害による死者ゼロの実現を目指す。
同社は災害対応として、発電機やビニールシートなど200品目以上の支援物資を6か月分以上備蓄。供給網の寸断に備えたフォロー体制を整えており、免震装置を備えた5か所の物流センター「プラネット大阪」「プラネット埼玉」「プラネット南関東」「プラネット愛知」「プラネット新潟」を稼働・計画中。また、6つの自治体と災害協定を締結済みで、4月1日には「BCP対応推進課」を新設し、協定先の拡大と在庫の増強を進める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com