ロジスティクスAZ-COM丸和ホールディングス(HD)とフルキャストホールディングス(HD)は21日、大規模災害時の物資拠点運営を共同で支える相互協力協定を締結したと発表した。支援物資の仕分けや配送を担う拠点では、災害発生直後に人員が不足しやすいという課題があり、両社は人材供給と輸送ネットワークを組み合わせることで対応力を高める。

(出所:AZ-COM丸和ホールディングス)
協定では、研修会の開催や災害発生時の短期・長期人材の迅速な動員、支援業務の共同研究、リーダー育成などを進める。丸和運輸機関と一般社団法人AZ-COMネットワークはすでに全国100自治体と災害時協定を結び、物資輸送拠点の運営体制を構築している。一方、フルキャストは東日本大震災や熊本地震で広域的な人材派遣や物流支援を担った実績があり、現場統率が可能なリーダー社員を多数擁する。
両社は、災害激甚化が進むなか、物資を「届ける・動かす」インフラを維持するには平時からの連携が不可欠との認識を共有。物流基盤を持つAZ-COM丸和HDと、人材動員力に強みを持つフルキャストHDが協力することで、災害時の支援体制をより強固にする方針だ。
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