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調査・データ中国物流購買連合会が9日に発表した11月の中国高速道路物流貨物指数は105.4となり、前月比0.46％の小幅上昇、前年同月比では0.82％の上昇となった。
車種別では、主にバルク貨物や地域輸送に使われるフルトラックロード指数が106と前月比0.47％上昇し、前年同月比では0.98％増と堅調だった。一方、小口貨物（LTL）のうち軽貨物指数は102.9で前月比0.27％上昇、前年同月比では0.06％上昇。重量貨物指数は106.1で前月比0.59％上昇、前年同月比では1.05％上昇した。
（クリックで拡大、出所：中国物流購買連合会）
11月の高速道路物流需要は小幅な回復基調を維持。企業の年末生産の加速やインフラ整備の進展が基礎原材料の需要を押し上げたほか、消費刺激策の効果が続き、消費関連需要も底堅く推移した。一方、供給面では輸送能力が着実に増加し、交通量は増減を繰り返しながらも幹線輸送は安定。市場の輸送能力は十分な状態が続いた。
運賃指数は、需給バランスの改善を背景に年内最高水準を記録。特にフルトラック輸送やLTL重量物輸送の回復が顕著だった。地域別では華中と山東半島で運賃指数が下落したものの、そのほかの地域では総じて回復した。
今後について同連合会は、経済の基礎的条件は良好で市場の楽観ムードも強く、道路輸送市場は活発な動きを維持すると予測。運賃指数は現在の高水準での推移、またはわずかな上昇も見込めるとしている。
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