環境・CSRエア・ウォーターは10日、小型CO2回収装置「ReCO2 STATION」を釧路コールマイン(北海道釧路市)に納入し、同社のCCUS(Carbon Capture, Utilization and Storage)実証試験で運転を開始したと発表した。

▲(左から)小型CO2回収装置「ReCO2 STATION」、排ガス前処理設備(出所:エア・ウォーター)
ReCO2 STATIONはボイラー排ガスなどからCO2を高効率で分離・回収でき、処理能力は1日0.4トンとされる。20フィートコンテナサイズのため、狭いスペースにも設置可能な小型設計が特徴だ。回収したCO2は専用タンクに貯留され、同社の炭酸塩鉱物化試験に活用される。
釧路コールマインは2021年度から経済産業省の実証事業に参画し、石炭灰を利用したCO2炭酸塩鉱物化(採掘跡充てん)などのCCUS技術を検証してきた。今回はボイラー排ガスを前処理設備で処理し、ReCO2 STATIONに引き込み高純度化する工程を追加した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
















