調査・データX Mile(クロスマイル、東京都新宿区)は10日、国土交通省の自動車総合安全情報サイトに掲載された「事業所の行政処分情報」を基に、10月に公表されたトラック事業者の行政処分を集計したレポートを発表した。10月に処分が公表された事業所は60件で、前年同月比では32%減と減少したことがわかった
全体の件数が減少するなかで「事業の記録(業務記録・帳票)」に関する指摘が増加した。違反項目の推移を見ると、多くの違反は前月比で減少した一方、「教育・指導」「事故記録・報告」「過積載」など特定項目は増加している。処分の端緒(発端)としては、酒気帯び運転を端緒とする監査の割合がやや増加しており、9月(3.51%)より高まったことが示されている。
都道府県別で最も多かったのは北海道で6件。乗務時間の基準順守違反や定期点検整備の実施義務違反などが認められ、前年同月より大幅に減少(前年比16件減)した。次いで東京都が5件、うち1件は死亡事故を端緒とするもので、運転者に対する指導監督義務違反が確認された。
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