国際ウィーライド(中国)とウーバー(米国)は12日、ドバイ道路交通局(RTA)と提携し、UAE・ドバイでウーバーアプリを通じたロボタクシーの乗客乗車サービスを正式に開始したと発表した。

(出所:ウィーライド、ウーバー)
サービスはドバイ有数の観光地であるウム・スケイムおよびジュメイラの公共ビーチ周辺の2エリアで提供され、利用者はアプリ内の「自動運転」オプションを選択することで配車が可能となる。車両のフリート運営は、ウーバープラットフォーム上のウィーライド車両の主要オペレーターであるタワスル(UAE)が担う。
両社はことし4月にパートナーシップを発表して以降、共同でパイロットプログラムや実証テストを重ねてきた。現在の試験サービスでは安全性確保のため車両スペシャリストが同乗しており、2026年初頭に予定される完全自動運転による商用サービス開始に向けた基盤づくりを進めている。
ドバイは人口400万人超を抱える中東有数の成長都市で、24年の公共交通機関やタクシー、配車サービスを含む総移動回数は1億5300万回に達すると見込まれている。シェアードモビリティーの利用者数も前年比28%増が予想されており、両社は中東地域でのロボタクシー事業を今後数年で数千台規模に拡大する計画だ。ウィーライドは現在、中東地域で150台の自動運転車両を保有しており、そのうち100台以上がロボタクシーとなっている。
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