M&ASWCCは17日、汎用光ファイバケーブルおよび光加工品の製造・販売をグループ会社の冨士電線(神奈川県伊勢原市)に集約すると発表した。
SWCCは今後、海外データセンター市場向け戦略製品である間欠接着リボン「e-Ribbon」の開発・製造・販売に特化する。一方、冨士電線は、国内建設関連市場向けに「TOKYO FUJI」ブランドとして汎用光ファイバ関連製品の製造・販売を担う。これにより、2026年4月からSWCCが冨士電線向けにOEM製造していた製品も、同社による自社製造に切り替わる。
再編により、SWCCは成長事業へのリソース集中を図り、冨士電線は商流の統合や物流効率化によりサービス向上と納期短縮を目指す。また、2社間の重複リソースを整理し業務効率化も進める。
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