ロジスティクスKPMGコンサルティング(東京都千代田区)は19日、国際情勢に関する共同研究を行う「国際秩序研究会」を立ち上げたと発表した。アカデミアとビジネスの協働により、国際リスクや地政学リスクに対する知見を深化させ、企業活動への実務的な示唆を得ることを目的とする。
研究会の共同座長には岩間陽子氏(政策研究大学院大学教授)と粕谷祐子氏(世界政治学会会長)、顧問には国分良成氏(アジア調査会会長)が就任した。委員には国内外の大学やシンクタンクに所属する有識者11人が参加し、初回のキックオフミーティングは同日開催された。
研究テーマは、大国間競争や多極化、経済安全保障など国際秩序形成に影響を与える主要課題。KPMGコンサルティングのプロフェッショナルも委員として参加し、企業の視点を踏まえた分析や提言を行う。研究成果は、今後のシンポジウムやレポートとして外部にも発信される予定。
KPMGはこれまでも地政学リスクに関する調査やコンサルティングサービスを展開してきた。今回の研究会は、企業の経営判断やサプライチェーン戦略の高度化に資するもので、企業活動を取り巻く不確実性の高まりに対応する枠組みとして注目される。
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