ロジスティクス日本郵船は18日、Lighthouse(ライトハウス、東京都港区)と共同で、生成AI(人工知能)を活用した文書業務支援プラットフォーム「N-DOX」(エヌドックス)を開発したと発表した。契約書チェックや差異抽出といった煩雑な文書作業を効率化し、海運業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる。
N-DOXは、文書管理・差異分析・ルールチェックなどを担う業務中枢ツールで、AIエージェントによる機能横断、業務に応じたAIモデル選定、段階的な機能拡張に対応する。開発はDX推進グループとドライバルク部門が連携し、3か月でプロトタイプを構築した。
すでに実務での検証を経て運用が始まっており、人為的ミスの防止や契約判断の迅速化に寄与する。今後は差異抽出や用語チェック機能の追加を予定し、広報や財務などバックオフィス業務への展開も図る。
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