環境・CSR高末(名古屋市熱田区)は24日、従業員を対象とした「救命入門講座」を実施したと発表した。講座は16日に同社本社施設である社風永続会館で行われ、熱田消防署の職員を講師として招き、応急手当の基礎を学ぶ内容となった。

▲救命入門講座の様子(出所:高末)
同講座は、名古屋市消防局が実施する「救急入門コース」に基づき、本社安全会が企画する継続的な安全教育の一環として実施している。2023年12月に続く開催で、本社を中心とした従業員の希望者が参加した。
当日は、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の取り扱い方法について、実技を交えながら講習が進められた。意識のない人を発見した際の安全確認から、周囲への協力要請、呼吸の確認、胸骨圧迫に至るまでの一連の流れを段階的に学習し、工程ごとに実践を行った。講座終盤では、救急車到着までを想定し、複数人で交代しながら胸骨圧迫を継続する訓練も行われ、実際の緊急時を想定した対応力の向上を図った。
今回の取り組みは、社内の安全に関するアンケートで救命対応行動への要望が寄せられたことを受けて企画したという。物流現場では、日常業務に加え突発的な事故や体調不良への対応も求められる。同社は今後も、緊急時への備えだけでなく、日常業務における安全意識の向上を目的とした教育や訓練を継続し、職場全体の安全水準の底上げにつなげる方針だ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。














